蛇(Razer)と林檎(Apple)、残念、ユーザは無視するw

イントロダクション

ゲーミングPCを購入してから、私はRazerのデバイスに統一するようになりました。推しているチームが使っているからや、そういった情報が入るからでは正直使わないのですが、特定の興味が湧いてしまったため、使うことにしました。

これからRazer製品を導入する際に気になったことや、解決したいいくつかの事柄を書いていきたいと思います。

Razer Device: For Gamers, By Gamers

Razerは、広く知られたゲーミングデバイスメーカーです。多くのeSportsプレーヤーに愛用され、軽量で高精度なマウスや反応速度の速いキーボード、ストリーマーに最適な映像・音声デバイス、アパレルなどを提供しています。ここ数年、需要が拡大したストリーマー市場で最も有名なデバイスメーカーと言えるでしょう。

コンピュータを利用したゲーム環境では、大半がWindowsを使用しているため、Machintosh向けの利用はある種の「おまけ」のようなものです。しかし、日常の作業で使用するデバイスと同じものを使いたいという要望は多くあります。私もその1人です。できればケーブルを減らし、同じデバイスでペアリングを変えるだけでパソコン Aとパソコン Bの間をシームレスに行き来できたらいいのに・・・!

そんなわけで、同じメーカーのデバイスを揃えて、同じような利用感を得ることができるのは、個人的には心地よいですし、ありがたいと思ってるから叶えたいなとは思っているのですが、なかなか大変です。諸悪の根源はケーブルジャングルですが。

Razerデバイスを使用する際に大きな課題となるのは、ほとんどの動作確認がWindows上で行われているため、公式のページでは「macOSX 1X」という文字が見えないことが多いことです。

マウスやキーボードなどの汎用的なデバイスは問題なく接続できます。言うまでもありませんが、中には「Razer Synapse」を駆使しているように見えるデバイスもあります。

今回の記事では、「Kiyo Pro」と「Seiren V2 X」の2つに焦点を当てたいと思います。オーディオや映像には、一部ドライバーが必要な場合や特殊な場合もあるため、使用には少し神経質な印象があります。そこで、実際に使用してみた結果を取り上げてみたいと思います。

使用レビュー

Razer Kiyo Pro

このカメラ、本当に画質は良いです。WEBカメラであるにも関わらず、解像度と光の取り込み具合、ボケみなど、びっくりします。

SONY製のCMOSセンサー搭載のWebカメラです。一眼レフのようなボケ感があり、暗い部屋やゲーミングルームのような間接照明のある部屋でも明るく表示されます。おそらく、以前にSONYが作っていたサイバーショットのQXシリーズ(スマートフォンで撮影するためのレンズとセンサーだけのコンパクトデジタルカメラ)をウェブカメラとして使えるようにUSBで通信できるようにしたのでしょう。

ただし、このWebカメラはソフトウェアの影響で焦点の調整などに問題があるかもしれません。一部のインフルエンサーやストリーマーが使用しており、そのレビューなどを見ると、ピントが合わないのではないかという点が気になりました。

実際に使用して試してみると、ピントは合っていました。カメラが自動的にピントを合わせてくれるようです。もちろん、絞りをもっと調整できると良いと思いますが、気になるほどの問題ではありませんでした。

Razerさん、Kiyo ProはMacでも使えるんですね!

Razer Seiren V2 X

今度は USBマイクの Seiren V2 X。

仕事用のPCとプライベートで使うPC二つでマイクを分けることにしたので、新たに購入しました。とはいえこれまではオーディオインターフェースに繋がったコンデンサーマイクを使っていたので、ドライバー等は気にしたことがなかったのですが、今回はUSBを直接使うため少し気になってました。こちらは古い記事(PDFの資料)で、それっぽい記載はあったものの、Kiyo Pro同様、ホームページには記載がなかったため、購入を躊躇しました。

「最悪はWindowsで使えればOK」という気持ちで購入をしているのですが、こちらを使ってMacにさすと、ちゃんとオーディオとして認識され、Garage band等でも音が入りました。

というのでこっちも使えるじゃないですか。。。!!

これで少し快適な作業が待ってますね

まとめ

Razerの一部製品がMac OS上で動作するのか検証しました。

利用したのは Razer Kiyo Pro, Razer Seiren V2 Xの動作を確認しました。

どちらもIntel/Apple Siliconベースのマシンで検証してます。

ご利用は自己責任でなんですが、もし興味があって、仮にMacで試してもダメで行き着く先のWindowsがあるという方は試してみるのも手だとは思います。