起業の科学を読み始めた #1

前書き

スタートアップ企業向けの指南書(?)のような内容だと思います。

おそらく数回にわたりこのまとめを記事にできたらと思います。

もちろん詳細を書いてしまうと本の意味はなくなってしまうので、かいつまんで部分的に気づいたところだけ記します。


今回は1-1まで。


Product Market Fit

市場が求める、熱狂的に愛する製品を生まないとスタートアップの生死を分ける。

つまるところ需要のないようなもの売りにいっても、会社の生計は立たない。


アイディアの着想

ビジネスアイディアだと「儲かるもの」「ニッチ」「最先端技術」「社会貢献」。

だいたい「課題」がない、もしくは解消が見つかっているのに「解決策ドリブン」「プロダクトドリブン」「技術ドリブン」でスタートする企業が多い。


課題を軽視するでなかれ

いいものだが、法律の問題に触れる場合がある。

あとは顧客のニーズを意識できていないものはうまくいかない。

例) Google Glass, Apple Watch 1st series


課題は自分の課題にできる、自分ごとにできるか

ほぼその通り。自身で気付けたこと、自分の体験の上で課題にできたかは事業を始める上での経験、エクスペリエンスの提供できるもの。


真似されないアイディアの重要性

万人のいいよね、は真似されがち。リソースの大きいところがシェアを持って行きやすく、スタートアップのような資金・リソースが少ない状況で行うのは不利。


Bad Ideaが実は解決の元になる

Airbnbの例、アメリカが犯罪大国であること、それに反した他人を家に宿泊させる行為は真逆の発想。ただこれが成功した。

きっかけ次第で可能性は生じる。


自分だけの秘密を生かすこと

Win-Winが実現できるビジネスに着目できたのは「インスタカート」。

Amazon Freshのシステムに着目した創業者、大インフラを抱えているAmazonの物流とは逆の思想で、分散型の配達システムを小売店とタッグを組み実現。

顧客の求める「早く買い物を済ませたい、指定時間以内に買い物を済ませたい」というUXから実現、

小売店の抱える、顧客がAmazonに流れるのを防ぐことができる仕組みに賛同、インスタカートは全米でのシェアを広げることができた。


イノベーションカーブの変化と、ロイヤリティループの変化

スマホの普及、SNSの普及で認知が早く、共感とFB、改善のサイクルが早まりつつある。

トライアルカスタマー(新しい物好きの顧客)、バーストマジョリティ(一般層)の存在が影響、その結果プロダクトのライフサイクルが早まる傾向にある。


ロイヤリティループとは製品を気にいるまでのサイクルのようなもの。

スマホの普及等で広く知られるようになり、共感を生む。その上でFB等が頻繁に行われて、良い製品が続々と誕生するながれ。

また少額でもクラウドファンディングが容易になったことから製品が誕生しやすくなる傾向。