3種の神器 ~ webのグロースハック ~【SEO/LPO/EFO】

どうもcieloです。

ここ最近業務でGrowth Hackのような部分を触れるようになってきたので、自分の整理・まとめのために少し書いてみたいと思います。

題材はウェブにおけるGrowth Hackですが、チーミングやwebのグロースの基礎的な部分も多いので、参考になる方がいらしゃたら幸いです。

【共通】ペルソナの整理と優先度

プロジェクトの初めに決めておくべきもの、それはペルソナです。

既存プロダクトに入る場合は一定整理されているはずなので、多くの場合は気にはならない、むしろフォーカスすべきところはそこだということになるでしょう。
もちろん、ペルソナを変えて検討する場合もあるので、必要なペルソナを再度整理する、その上で、どのペルソナ像にあたるユーザが多いのか、どのペルソナにあった形でサービスがあるべきなのかを定義しましょう。

このペルソナの定義は新規プロダクトを作るときにはおおよそ一緒のことをするはずです。時間がかかるものなのでサービスとしてどうあるべきなのか、プロダクトオーナー/マネージャーあたりは知っていて、それを伝承すること、関係者が知れる状況にあることが大事だと思います。

【共通】チームと共有

ごく当たり前の話ですが、関係者への合意は必須になります。なので、推進する開発チームだけでなく、運営に関わる人や決定権がある人、営業も含めた人を含めた一つのPRJチームとして動くのが理想だと思います。詳細はLEAN UXで書いてあるものを参考にさせていただいたので、ぜひそちらを読んでいただければと思います。

LEAN UX(Amazon)
このリンクはアフェリエイトリンクではございません。

本の中にもありますが、推進するチームの適当な人数は多くて10名ほど、決定や推進できるスピードの制限もあるので、人のバランスも含めてチーム編成ができればいいとは思います。

こういうチームとして動くときとりわけ、「自己中心的な人」「ヒーローになりたがるタイプ」「独裁者」「エヴァンジェリスト」「典型的なリサーチャー/アナリスト」と言ったタイプの人をアサインは、チームとしての行動力を重視する場合もあるので、マイナスに働く側面があるので、選択を気をつけなければいけない、もしくは、その人自身で気をつける必要があります。

実際、私はチームとして働くことが下手な人・コミュ障なので、チームとして健全な動きとはどうなのかについては考えなければいけないと思っている次第です。

【CVR改善】Entry Form Optimization(EFO)

せっかく集客しても拾いこぼすのはもったいない、という考えのもと、先にEFOについて記載しておきます。

またせっかく流入してきたユーザを離脱させないための施策は重要で、ここの離脱率や直帰率、CVRが改善効果を計る良いパラメータになります。

【簡単】離脱防止アラート

フォームがある画面、記載された内容があるにも関わらず、タブを閉じてしまい、戻ってきたら内容が全て空になっている、なんて経験はありませんか?

フォームの周りにリンクがある場合ユーザがそう言った行動を起こしてもおかしくありません。なので、フォームをポストする以外、画面から離れようとしている場合は確認ダイアログを出してあげましょう。

【簡単】気を散らすようなリンクを置かない

ごくシンプルに、フォームに集中させられればOKなので、周囲に不要な逃げ道を置かないというのも手です。

【簡単】フォームの離脱ポイントを見極める

ヒートマップを導入すればすぐ見極められるのですが、もしかすると特定の部分で離脱している可能性があります。EC系の噂話ですが決済箇所でのユーザビリティで離れていたり考えられたり、2スクロール目以降で急激に離脱していたりなど、ポイントが分かれば改善に向けた動き出しができるかもしれません。

【ABテスト枠】必須以外は隠す

必須の項目以外をアコーディオンやボタンでトグルして表示するような領域を作って隠してしまうという方法です。

情報が減って見えるので、本当にフォームから入力項目として消していいのか悪いのかという指標にもできます。

【ABテスト枠/クレームリスク検討】自動入力支援

統計的に決められる情報がある、とするなら自動で入力を目指すことができると思います。

ユーザに作業させる項目が減らすことができれば、入力完了までのユーザの負担は減らせるので、フォームの送信率の改善につながるのではないでしょうか。

【要検討】利用されにくい項目を削る

現在、私たちが考えているのは既存のフォームに回収を加えるのではなく、新設で簡単なフォームを設けてようとしています。

登録する情報は大差ないのですが、不要な情報はフォームとしてそもそも設置しない、極力自動で入っているものを使わせるようにするといったコンセプトで進めています。

ある意味、上のABテストで仮説通り進んだ方を採用した形になりますが、これでどの程度効果が発揮できるのかは楽しみです。

【要検討】離脱ポイントを意図的に作ってないか

ファイルのアップロード作業があったりすれば、意図的に離脱させているようなもので、離脱の可能性は上がります。

【集客改善】SEO(Search Engin Optimization) & LPO(Landing Page Optimization)

SEOの基礎と近況

このブログではSEOに関してあまり考えていないのですが、一応自分への備忘録としてこちらに記載しておきます。

ウェブ集客を考える上で、最初に描いたペルソナが想定したキーワードを検索に利用し、自分たちのページに流入してくれるかどうかにかかってます。

SEOの定義上、検索結果の1番上に表示されたとして、検索人のうちクリックする割合が21.12%、2位で10.65%、3位で7.57%、下に行くにつれて押されにくくなる傾向があります。(SEOラボ)

検索で上位表示されるにはどうしたらいいか、と考えた時に、そのページのキーワードやキーワードに関するコンテンツの網羅性、またサイト全体で必要な情報が内包されているかなどが検索順位に左右されます。

直近の情報だと2019/11月にGoogleの検索アルゴリズムがアップデートした影響もあり、信頼のおける情報の記載やそれ以前からのアップデートで医療や食事など健康に関わる一部コンテンツなど生活に直結する内容が含んだコンテンツに関し、情報が不確かだとGoogleのロボットに判断されてしまうと検索順位が大きく下がってしまう事象があった模様です

リファレンスが取れている情報に関してはそれを明示すること、説明不十分なコンテンツがある場合は追加、ないしリライトするなどで、もし検索順位が下がってしまっているなら、コンテンツの整備が必要になります。

citeタグや参照サイト、参考文献が明記されていてかつ、その先が信用できる参照元であるなら、信頼できる情報だとロボット側も判断するであろうと思います。

信頼できるかどうか、の判断基準については正確な情報はGoogle のドキュメントにあるようですが、公式の情報・企業の情報・政府の情報等が優先してあげられるので、もし生活に密接した情報を世の中に出したり、それに近しい情報を掲載する必要がある中アフェリエイト等を行っていくには情報の追加を行う必要がありますね。

とはいえ、そのリンク先の情報までをクローラーがのぞいているのか、という部分が疑問にもあったり、それを補おうとするためなのかどうかはわかりませんが、人為的に、Google 内部で検索の順位を操作していたと言ったニュースも出ていたので、改めて正しい情報を、正しい形で引用し、記載することは大事ですね。

対象のサービス全体が検索トップにくるほどのコンテンツを有しているのかどうかは、そう言ったツールを使って分析できるので、検討してみるのが一番だと思います。

LPOの個人的なまとめ

1ページでどれだけ魅力を伝えられるか、サービスにconversionさせられるかがかかっているので、ファーストビューで繋がらなかったらほぼ終わり、くらいの気持ちです。

これもヒートマップを見て、対策が練られればいいのですが、ペルソナをみて行動パターンを元にどういうアクションをさせたいのかを考えるのも手段です。

せっかちな人を思い描いているなら、下部にコンバージョンボタンを設置するよりファーストビュー中央に設置する。必要な情報だけ見て、判断の上動くような人であれば、ナビゲーションを工夫するなど、いく通りかて手は打てる気がしています。

ここはまだ検討中のフェーズなので、何か面白いものがわかれば書こうと思います。

まとめ

珍しく真面目な情報を書いてみました。このブログで集客を求めてたりしないので、特に気にしていませんが、誰かの役に立ってくれれば幸い、くらいの気持ちで書いてます。

グロースハックは特に正解もなければ、状況に応じて変化するものなので、臨機応援にスパスパと切り替えて動けるくらいの気持ち、体制を許容できる状態じゃないと辛いのと、チームワーク、協力が重要だなと痛感しているので、その辺は今度会社のブログに書いてみようと思います。(ここじゃないんかいw)